ハセノハンター（2001年生、母ユーワキャンディー）

ハセノハンター（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アラスカの山名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したユーワキャンディーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は桑原牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の岩洞湖特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、桑原牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、長谷川泰一によって1,890万円で落札された。

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月7日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月1日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイリアライズをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルレッグからクビ差の2着に甘んじた。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインドフォールから2馬身半差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエンジニアーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月4日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、北山崎特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マサキプリンスオーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスタートビットに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月6日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた19戦目は、一般B3 C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレタセモアに2馬身の差をつけて4勝目を収める

6月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般B1 B2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマサキプリンスオーを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた23戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

5歳（2006年）

1月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたガッサンシャトル決め手に屈してハナ差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた26戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、焼石岳特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクシンサークルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた28戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、岩洞湖特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアリアンロッドをクビ差振り切って5勝目を手にした。

5月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

6月25日、中3週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた30戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた31戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。