グレイトレナウン（2016年生、母コスモオヌール）

グレイトレナウン（2016年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「名声。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時10歳）と交配したコスモオヌールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

7月8日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったハーツイーズに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のステイサムを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦の十月桜賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドレンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定2歳戦のアロエ賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したアリュモモフェイスを差し切れず、3馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、牝馬限定2歳戦のプリムラ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月25日、連闘で迎えた12戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3歳（2019年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のデイジー賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた18戦目は、3歳C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた20戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた22戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月12日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。