アエノブリザード（2010年生、母スターライトマリー）

アエノブリザード（2010年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時14歳）と交配したスターライトマリーが19歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島夕起子。戦績は、地方40戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2015年の築地賞(一般C2十一十二)。

経歴

デビュー前

栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

5月13日、デビュー戦は赤嶺亮騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は赤嶺亮騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

11月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4歳（2014年）

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3十四十五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3十一十二十三（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は赤嶺亮騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3十三十四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳C3（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラストムーンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月31日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3十十一（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤嶺亮騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3十十一（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤嶺亮騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたヘイゾウ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

5月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3七八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤嶺亮騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

6月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤嶺亮騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で赤嶺亮騎手（11戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたサッキーロベルト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3十十一十二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で赤嶺亮騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、マラッカに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた19戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月13日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた22戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエムノクラウンにクビ差届かず2着となった。

12月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3三四（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したノブドリームに半馬身届かず2着となった。

12月30日、中2週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったヘイゾウにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2015年）

1月20日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3十十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のローレルパシオンに3馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

2月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3四五六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったナンセイヒカリにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月19日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のローレルパシオンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月10日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2十八 C3一（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマートディプロマを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月19日、中5週で迎えた30戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた34戦目は、築地賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマイネルファラオンを3/4馬身振り切って5勝目を収める

10月13日、中3週で迎えた35戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月3日、中2週で迎えた36戦目は、サラブレ賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた37戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた39戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

6歳（2016年）

1月15日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。