カシノウッディ（2003年生、母コウユーマーク）

カシノウッディ（2003年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画『トイストーリー』の登場人物名」。毛色は栗毛。種牡馬のサイレントハンター（当時10歳）と交配したコウユーマークが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田義美。戦績は、中央平地7戦0勝、地方41戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のニューウェーブ大崎特別(一般C)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、釘田義美から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、柏木務によって210万円で落札された。

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月16日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

3歳（2006年）

3月19日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた5戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた6戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月28日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた9戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた11戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

4歳（2007年）

1月9日、中0週で迎えた12戦目は、一般C17（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた15戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C16（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた18戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月28日、中6週で迎えた19戦目は、大崎場外開設記念馬特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（7戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームボーイからアタマ差の2着に甘んじた。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（8戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（10戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカクマツヨシーに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤンキームスメに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月19日、中2週で迎えた26戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた27戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（12戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中0週で迎えた29戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（13戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッドガルドから2馬身半差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（14戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

11月13日、連闘で迎えた31戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、ニューウェーブ大崎特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のルンバメモリーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月28日、中1週で迎えた32戦目は、射手座特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2008年）

2月5日、中9週で迎えた33戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（16戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（17戦2勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（18戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた36戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後はサチノコンドルと並んで3着同着となった。

4月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（19戦2勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（20戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた39戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（21戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（22戦2勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた41戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（23戦2勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた42戦目は、荒尾マジャク釣り特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は林陽介騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた43戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた44戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた45戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（24戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた46戦目は、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（5戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた47戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクルーラーに半馬身の差をつけて4勝目を収める

10月28日、中3週で迎えた48戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。