ジンデンクイーン（1989年生、母テイオークイーン）

ジンデンクイーン（1989年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時6歳）と交配したテイオークイーンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファンタストクラブ。戦績は、中央平地32戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

9月8日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のリトルストライカーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3歳（1992年）

5月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

6月6日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

6月27日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた10戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ホウセイダイバーにハナ差交わされて2着となった。

9月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

12月6日、中7週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月16日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（10戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（9戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小野次郎騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小野次郎騎手（11戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた30戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた32戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。