ニシノカリブ（2002年生、母ビーマイアリ）

ニシノカリブ（2002年3月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋カリブ海のように、きれいで有名な馬になって欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時10歳）と交配したビーマイアリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年のヒバリ特設(C1)。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月7日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい18着に終わった。

7月31日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオータムフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月29日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月23日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコートオブアームズに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイキカルテットに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、2着となった。

2月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミケンブリアールを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモシビアに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカフェアクロポリスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

4月23日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキセキダイオーをクビ差振り切って4勝目をマークした。

5月21日、中3週で迎えた14戦目は、ヒバリ特設（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンライズドリームに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月11日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた17戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（11戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長田進仁騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で長田進仁騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタニノレジェンドを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月23日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で長田進仁騎手（14戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で長田進仁騎手（15戦5勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で長田進仁騎手（16戦5勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で長田進仁騎手（17戦5勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で長田進仁騎手（18戦5勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（2007年）

1月6日、中1週で迎えた25戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた26戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（19戦5勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（20戦5勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた28戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待第2戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月24日、中3週で迎えた29戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（21戦5勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（22戦5勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（23戦5勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（24戦5勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレイトオリオンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた33戦目は、ムーンストーン特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（25戦5勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた34戦目は、パール特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（26戦5勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた35戦目は、ジュライ特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（27戦5勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（28戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた37戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月28日、連闘で迎えた38戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、はづき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた39戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた40戦目は、新高梨特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。