スピーガ（1997年生、母ユウコウルビー）

Spiga

1997.04.24

スピーガ（1997年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時8歳）と交配したユウコウルビーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は広川 忠久。戦績は、地方14戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の東雲特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

武智一夫厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は武智政明騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武智政明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月31日、中5週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武智政明騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

4歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武智政明騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオーミヤボレロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で武智政明騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアスカノーブルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で武智政明騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、サブノセンブランに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武智政明騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武智政明騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったシルクワイバーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で武智政明騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で武智政明騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったナカトップジョージに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で武智政明騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパンサークローに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月1日、中2週で迎えた12戦目は、霜月特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で武智政明騎手（11戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた13戦目は、東雲特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で武智政明騎手（12戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタカトモサイクロンをアタマ差振り切って3勝目を獲得した。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1六（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で武智政明騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。