ミホスローロリス（2017年生、母タイムトゥラン）

ミホスローロリス（2017年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時13歳）と交配したタイムトゥランが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2020年の立ち呑みとーど亀戸店オープン3周年記念で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、TAKEITEASYによって410.4万円で落札された。

佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

6月19日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るソングウィズローズを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンの安平町安平山パークゴルフ場特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフルールカップ（アメリカンペイト（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（タリスマニック（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（ディスクリート（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（2020年）

1月8日、中8週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の魅惑のタイフードアジア食堂ジェーン賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月13日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳オープンの立ち呑みとーど亀戸店オープン3周年記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、キングキャヴィアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春一番特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したビービーガニアンにアタマ差届かず2着となった。

7月18日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ジョイズエターナルにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1四五六ウ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフレンチチェリーに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月29日、中7週で迎えた13戦目は、旨い今夜は菊池・栗ご飯!（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のケイアイスープラに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月28日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦の秋収めスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のトルマリをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

11月30日、中4週で迎えた15戦目は、オキザリススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4歳（2021年）

9月27日、約10か月の休養明けで迎えた16戦目は、キンモクセイスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた17戦目は、錦秋特別（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた18戦目は、出雲流スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5歳（2022年）

1月10日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、房総スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5月4日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、エメラルドスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた21戦目は、疾駆特別（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラデュエイトに6馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月24日、中4週で迎えた23戦目は、津田沼ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のココットを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月19日、中3週で迎えた24戦目は、金シャチダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6歳（2023年）

6月22日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ルシナ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた27戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、「平取すずらん」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゼンノミチザネを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月30日、中3週で迎えた28戦目は、レダ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿岸潤一朗騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた29戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ウポポイオータムスプリント（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた30戦目は、シコンノボタン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた31戦目は、来年も門別でJBC2歳優駿特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた32戦目は、シンビジウムスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7歳（2024年）

1月17日、中3週で迎えた33戦目は、初鷹スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた34戦目は、海神スプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦3勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた35戦目は、木芽月特別（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた36戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月16日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の夏初月特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。