ツキハシレ（1990年生、母クラウンドベンテン）

ツキハシレ（1990年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時9歳）と交配したクラウンドベンテンが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、地方16戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の東海チャンピオンシップ。

経歴

デビュー前

神部幸夫厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1992年）

7月30日、デビュー戦は今井孝一騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスオペラから1馬身差の2着となった。

9月10日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井孝一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキバンダルに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1993年）

1月1日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井孝一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレーボーイに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

1月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井孝一騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシクレノンマキシムに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の東海クィーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今井孝一騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンホウに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月12日、中7週で迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で今井孝一騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノクランバをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

6月9日、中7週で迎えた7戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンスキーから1馬身半差の2着となった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のネグロエストレジャに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月16日、中3週で迎えた10戦目は、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオクタマキングに7馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

10月11日、中7週で迎えた11戦目は、3歳戦の東海チャンピオンシップ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイジュニアスに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（1994年）

6月24日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村井栄治騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒッタイトシーザーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月15日、中2週で迎えた13戦目は、乗鞍特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村井栄治騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒッタイトシーザーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月15日、中3週で迎えた14戦目は、くろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村井栄治騎手（7戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノキャスターから1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中5週で迎えた15戦目は、ゴールド争覇（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村井栄治騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツセカイオーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月3日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上（名古屋ダート2500m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で村井栄治騎手（9戦6勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。