グレーボーイ（1990年生、母ロイヤルシャレード）

Grey Boy

1990.05.17

グレーボーイ（1990年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグレートローマン（当時9歳）と交配したロイヤルシャレードが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤 常義。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳。

経歴

デビュー前

青木和夫厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1992年）

11月10日、デビュー戦は椿山昭彦騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクターマジックから4馬身差の2着となった。

12月14日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で椿山昭彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサガノレンホウに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1993年）

1月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で椿山昭彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキハシレから半馬身差の2着に敗北した。

1月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で椿山昭彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーザシェリーから1馬身半差の2着に敗北した。

2月7日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコンバットノーザンに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月21日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリミスロマンに7馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

8月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトヨセクレタリに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシーザシェリーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴージャスに9馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松原義夫騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のポスターフェイスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1994年）

7月2日、約7か月半の休み明けで迎えた12戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。