ヘイセイフウジン（1996年生、母マツノライフ）

ヘイセイフウジン（1996年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時9歳）と交配したマツノライフが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）門別ファーム。戦績は、中央平地30戦2勝2着1回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

11月8日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

3歳（1999年）

1月16日、中9週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた7戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は仲田雅興騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のシルクエスペランサに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で仲田雅興騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で仲田雅興騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた13戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4歳（2000年）

2月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったサーストンリバーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月12日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のビッグバリーをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月26日、中1週で迎えた18戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた19戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

4月16日、連闘で迎えた20戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の白鷺特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

10月15日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上900万下の飯坂特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5歳（2001年）

9月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の銚子特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた27戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた29戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた30戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6歳（2002年）

2月27日、中9週で迎えた32戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた33戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五ア（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月29日、約5か月の休み明けで迎えた34戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、めのう特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月8日、中0週で迎えた35戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月29日、中6週で迎えた36戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

12月3日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた38戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7歳（2003年）

1月24日、中6週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた39戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C2六ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。