ワカオフラワー（1998年生、母スイテンフラワー）

ワカオフラワー（1998年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時17歳）と交配したスイテンフラワーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂東ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝2着3回。2001年の北関東クイーンカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2001年の白百合特別(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

日野啓二厩舎（足利）へ入厩。

2歳（2000年）

8月20日、デビュー戦は早川順一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は433kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハートランドフェアから1馬身半差の2着となった。

10月7日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマクリエイターに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグヌレイエフに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2001年）

1月21日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストテンションから2馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東クイーンカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のデビュタントボールに1馬身の差をつけて優勝

3月10日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で早川順一騎手（8戦3勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で早川順一騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で早川順一騎手（10戦3勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で早川順一騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月24日、中6週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早川順一騎手（12戦3勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月8日、中1週で迎えた14戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の白百合特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストテンションから5馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中5週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月18日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。