タガノハーデス（2012年生、母タガノユニヴァース）

タガノハーデス（2012年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の冥府の神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時27歳）と交配したタガノユニヴァースが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

6月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったボタングラスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4歳（2016年）

1月20日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた17戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた18戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた19戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、春競馬開幕杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ルネッサンスマンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月10日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた22戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

6月5日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、一般C2-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、チェリーソングに交わされて3馬身差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マックスムーヴァにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月31日、連闘で迎えた27戦目は、紀ちゃん再出発おめでと記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた30戦目は、新潟県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2八（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は服部大地騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は服部大地騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。