インターロジャーズ（1992年生、母シバメロデイー）

インターロジャーズ（1992年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラシアンボンド（当時6歳）と交配したシバメロデイーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地18戦0勝2着2回、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は1995年の馬王賞。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

1月7日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雪/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着を確保した。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したモミジラックを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月17日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイクバレーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月21日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は伊藤直人騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の馬王賞（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のバイアモンスマイルに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月9日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（1996年）

1月6日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

1月14日、連闘で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月22日、約5か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた18戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5歳（1997年）

3月10日、約8か月半の休養明けで迎えた19戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた20戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

7月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた21戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた23戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた25戦目は、山上由紀子騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山上由紀子騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1998年）

4月13日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月30日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワトニービンに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月17日、中2週で迎えた31戦目は、スズラン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた32戦目は、ガーベラ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原好隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月17日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、りんどう特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた34戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1999年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、平松豊基騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松豊基騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松豊基騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で平松豊基騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた39戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平松豊基騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。