ダイワトニービン（1994年生、母シリネラカツヒメ）
Daiwa Tony Bin
1994.05.13
ダイワトニービン（1994年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時11歳）と交配したシリネラカツヒメが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方52戦5勝2着9回。1998年、2001年と東国賞(地方重賞)を2勝した他、2002年の新春杯(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1996年）
11月30日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカゼノオーをクビ差振り切って初白星を挙げた。
3歳（1997年）
1月6日、中4週で迎えた2戦目は、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。
2月1日、中3週で迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
3月23日、中6週で迎えた4戦目は、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。
4月20日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したホーセズネックを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月8日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下のほうせんか賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。
4歳（1998年）
5月30日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、菊池義昭騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターロジャーズから1馬身半差の2着となった。
6月16日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた9戦目は、あじさい特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊池義昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月6日、中2週で迎えた10戦目は、ガーベラ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池義昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルヨシポエムから1馬身半差の2着となった。
7月26日、中2週で迎えた11戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池義昭騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月20日、中7週で迎えた12戦目は、ミルクカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊池義昭騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月18日、中3週で迎えた13戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菊池義昭騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドダンディーに半馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
11月14日、中3週で迎えた14戦目は、甲州特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊池義昭騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーシーザーに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。
12月31日、中6週で迎えた15戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊池義昭騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1999年）
1月31日、中3週で迎えた16戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊池義昭騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハートステイジから1馬身差の2着に敗北した。
2月27日、中3週で迎えた17戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊池義昭騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月28日、中3週で迎えた18戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菊池義昭騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月23日、中7週で迎えた19戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で菊池義昭騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のビワセイハに6馬身の差をつけて勝利をモノにする
6月27日、中4週で迎えた20戦目は、坂東太郎賞（高崎ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で菊池義昭騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロモネから3馬身差の2着に敗北した。
8月15日、中6週で迎えた21戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で菊池義昭騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月26日、中5週で迎えた22戦目は、ミルクカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で菊池義昭騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月24日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で菊池義昭騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月14日、中2週で迎えた24戦目は、甲州特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で菊池義昭騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーシューマから7馬身差の2着に敗北した。
12月9日、中3週で迎えた25戦目は、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で菊池義昭騎手（17戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（2000年）
1月16日、中4週で迎えた26戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で菊池義昭騎手（18戦3勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月13日、中3週で迎えた27戦目は、くろまつ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で菊池義昭騎手（19戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月26日、中5週で迎えた28戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で菊池義昭騎手（20戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月23日、中3週で迎えた29戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた30戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月4日、中3週で迎えた31戦目は、烏川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーシューマから4馬身差の2着となった。
7月2日、中3週で迎えた32戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーシューマから3馬身差の2着となった。
8月13日、中5週で迎えた33戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋文雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月24日、中5週で迎えた34戦目は、ミルクカップ（高崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋文雄騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月15日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋文雄騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月18日、中4週で迎えた36戦目は、プラタナス特別（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋文雄騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月17日、中3週で迎えた37戦目は、信濃特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋文雄騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
7歳（2001年）
1月14日、中3週で迎えた38戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋文雄騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。
2月9日、中3週で迎えた39戦目は、くろまつ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋文雄騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた40戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋文雄騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月8日、中3週で迎えた41戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋文雄騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月6日、中3週で迎えた42戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、かきつばた特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた43戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月1日、中5週で迎えた44戦目は、地方重賞の高崎記念（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月29日、中3週で迎えた45戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月9日、中5週で迎えた46戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた47戦目は、浅間山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた48戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエムキングをクビ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。
11月7日、中2週で迎えた49戦目は、G3の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は木村芳晃騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた50戦目は、からまつ特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月31日、中4週で迎えた51戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルマキングオーから4馬身差の2着となった。
8歳（2002年）
2月1日、中4週で迎えた52戦目は、地方重賞の新春杯（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（8戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレッツゴーフジに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
3月24日、中6週で迎えた53戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。
10月13日、約7か月の休み明けで迎えた54戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月10日、中3週で迎えた55戦目は、地方重賞のとちぎSP天馬杯（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村芳晃騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月1日、中2週で迎えた56戦目は、甲州特別（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木村芳晃騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
9歳（2003年）
1月2日、中4週で迎えた57戦目は、門松特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で木村芳晃騎手（13戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローリアスオーから4馬身差の2着に敗北した。
3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた58戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村芳晃騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。
7月5日、約3か月半の休養明けで迎えた59戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村芳晃騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。