マグマシャトー（1996年生、母マグマダンサー）

マグマシャトー（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラダイオー（当時12歳）と交配したマグマダンサーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方25戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年のあやめ特別(一般C)。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月7日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月25日、中3週で迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の焼岳賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた11戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月21日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパイナップル賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のりんどう賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた15戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

12月31日、中6週で迎えた16戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、一般C6（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイチシルバーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた17戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったコナンザキッドから半馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズサルビーから2馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた20戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクミラージュから5馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮下康一騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、あやめ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮下康一騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコナンザキッドに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

5月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた26戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミヒストから半馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイマオウから4馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内沢信昭騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内沢信昭騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内沢信昭騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた34戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内沢信昭騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で内沢信昭騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた36戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で内沢信昭騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。