ナツノジュピター（2002年生、母レイクアイル）

ナツノジュピター（2002年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（夏の）＋木星」。毛色は青毛。種牡馬のライブリーワン（当時17歳）と交配したレイクアイルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦3勝。主な勝ち鞍は2004年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

中野明厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

6月9日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベルバラに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月19日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（2005年）

5月6日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた4戦目は、3歳F12（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F21（園田ダート1230m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

4歳（2006年）

4月5日、約10か月半の休養明けで迎えた6戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイエスキングマンに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

5月2日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールデンベリルに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月30日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。