ホワイトスコール（1996年生、母イコル）

White Squall

1996.03.17

ホワイトスコール（1996年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時15歳）と交配したイコルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、地方7戦4勝。主な勝ち鞍は1999年のつわぶき特別。

経歴

デビュー前

福永二三雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

8月16日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は519kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るホリノグローリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中7週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマウントキラメキに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドゥーワンダーズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月29日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のつわぶき特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイヤノルションに5馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6歳（2002年）

6月17日、約31か月の休み明けで迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、社団法人宮城県軽種馬協会賞（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。