テンミノル（1984年生、母トーエイソブリン）

テンミノル（1984年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアラナス（当時19歳）と交配したトーエイソブリンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害1戦1勝、地方23戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

佐野誠三厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1987年）

1月6日、デビュー戦は佐藤正晃騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアエコーからクビ差の2着に甘んじた。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルシングに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正晃騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトドロキエースから1馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中8週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤正晃騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のオースカグローリに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、久保田信之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドオートバイに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月20日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、麻布特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田信之騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1988年）

1月7日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は久保田信之騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で久保田信之騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田信之騎手（7戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシタイトルから3馬身差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田信之騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイヒサに半馬身の差をつけて4勝目を収める

7月18日、中8週で迎えた20戦目は、やぎ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田信之騎手（9戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた21戦目は、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で久保田信之騎手（10戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミナノーザンから1馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた22戦目は、サンセット特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアキノレデイーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月6日、中0週で迎えた23戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は久保田信之騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のクリスマスキャロル賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5歳（1989年）

2月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた26戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月21日、約7か月の休み明けで迎えた27戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストレッチテイオーに半馬身の差をつけてファンの支持に応えた。