マルブツライト（1992年生、母ノースジェリー）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

11月27日、デビュー戦は藤井正輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、スズカストリートに半馬身交わされて2着となった。

12月17日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンキョウラピートに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

1月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

2月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したサイクロンホースを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg戻して迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったジョーセクレタリーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のツキノヨサクに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた15戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた16戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月3日、中1週で迎えた18戦目は、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’95ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

4歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

4月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったクイックイナオーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の有松特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（8戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下の鷹取特別（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（9戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

12月7日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマコトタイシンに2馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

12月21日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入った。

5歳（1997年）

1月5日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。