サングラスポテト（2013年生、母イソノスワロー）

サングラスポテト（2013年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サングラス＋じゃがいも」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したイソノスワローが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下農場。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、山口功一郎によって1,782万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月31日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが甘くなり、最後はボーントゥレインと並んで5着同着となった。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

5月15日、中8週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったマイネルインディゴに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中7週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリーガルオフィスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

4歳（2017年）

12月26日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

5歳（2018年）

1月22日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、ハンデ戦の寒明け賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた11戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月2日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、ハイビスカス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のシンボリダムールに3馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月26日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、冬野賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

6歳（2019年）

1月21日、中3週で迎えた16戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のリープスプラウトに1馬身半の差をつけて優勝

3月7日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデイズに3馬身の差をつけて優勝

7月30日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオオイリに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサーストンアクセスに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月3日、中1週で迎えた23戦目は、光のローズガーデン賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルグアンチェを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中5週で迎えた24戦目は、錦秋賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（12戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた25戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（13戦4勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7歳（2020年）

7月7日、約7か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（14戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（15戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた28戦目は、琉球新報賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。