アーバンパワー（2006年生、母サンデーストーリー）

経歴

デビュー前

当歳のとき、金宏二から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、金宏二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、グランデファームから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、森谷行秀によって273万円で落札された。

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2008年）

7月28日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のユウユウアプローズに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ブラックシルヴァーに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

4月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ペトコアプローズに3/4馬身交わされて2着となった。

4月20日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で有年淳騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグリーングローバルに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で有年淳騎手（9戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有年淳騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で有年淳騎手（11戦2勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったケイアイカミノモトにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で有年淳騎手（12戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で有年淳騎手（13戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で有年淳騎手（14戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。