タガノウォーニング（2001年生、母タガノワッスル）

タガノウォーニング（2001年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したタガノワッスルが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は斉藤政志。戦績は、中央平地8戦0勝、地方24戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月10日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

6月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4歳（2005年）

6月22日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメジャーウィナーを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラグデクィーンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月21日、中6週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5歳（2006年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

5月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフロリークインに3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

6月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キャニオンクールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

11月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月19日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた18戦目は、日本盛晩酌特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に敗れた。

2月4日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた20戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-5イ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた23戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月6日、中1週で迎えた24戦目は、アイリス特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキカンハダに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、川崎三鷹製薬賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた27戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた28戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた29戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた30戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、カンナ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた31戦目は、まんじゅしゃげ特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた32戦目は、ほととぎす特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。