キャラメリゼ（2009年生、母マジェスティックラニア）

キャラメリゼ（2009年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「キャラメル状にする（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時24歳）と交配したマジェスティックラニアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2 36。

経歴

デビュー前

12歳のとき、畠山牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、木稲安則によって33万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額800万円（1.6万×500口）で一口馬主が募集された。

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月29日、デビュー戦は高嶋活士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手が足りず18着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた2戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は高嶋活士騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高嶋活士騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高嶋活士騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高嶋活士騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のフォーチュネイトラベンダー特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高嶋活士騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で高嶋活士騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で高嶋活士騎手（7戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

9月30日、中5週で迎えた11戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルカンリショクに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアイティローズに半馬身届かず2着となった。

12月2日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアロハタワーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月23日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったキタサンプライドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月19日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。