グロリアスヒーロー（2019年生、母クラックコード）

グロリアスヒーロー（2019年5月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「輝かしい、栄光ある+ヒーロー。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時15歳）と交配したクラックコードが16歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2022年のジュライフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月15日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったテイエムオードリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルシュラークに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2023年）

1月29日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月2日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったビクトリーサイトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

5歳（2024年）

1月28日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

2月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は菅原明良騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。