ミラクルベル（2010年生、母キャットニップ）

ミラクルベル（2010年1月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「奇跡の鐘」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時18歳）と交配したキャットニップが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着8回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2七。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

1月19日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

6月10日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったタイキシャーリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したアカリボサノバに半馬身届かず2着に敗北した。

7月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったボンボニエールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコミュニティに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月31日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノマオジューを半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、コカ・コーラ賞（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したベシュテルングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月21日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ダレニモユウナヨにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったセンリエンプレスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、セイピーシーズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月25日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた22戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2014年）

1月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた24戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

3月31日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。