オーハッピーデイ（2010年生、母ロランラムール）

オーハッピーデイ（2010年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幸せになる日」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したロランラムールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方41戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月18日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

3歳（2013年）

1月27日、中6週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

9月1日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るエルロードスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、恵比寿特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた9戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4歳（2014年）

1月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

2月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、ユースフルステッキ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月22日、中2週で迎えた13戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、オーサムジャパンカップ（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた14戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、夢見草レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、マーガレットレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、一戸町春の産業まつりレース（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、グリーンチャンネルカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた18戦目は、大手毬レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、ゴールデンハートレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、つなぎ温泉御所湖まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた21戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、奥州水沢夏まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた23戦目は、盛岡手づくり村工房まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月16日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、一般B2八（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2015年）

3月21日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のイトシイコイビトに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

4月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（11戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアスペクトに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（13戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた34戦目は、世界遺産平泉!ケロ平記念（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（15戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るツクバコマチを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、東日本大震災復興祈念飛翔（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で南郷家全騎手（16戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月23日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた36戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で南郷家全騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったケラマブルーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で南郷家全騎手（18戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で南郷家全騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた39戦目は、一関・平泉バルーン賞（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で南郷家全騎手（20戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で南郷家全騎手（21戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で南郷家全騎手（22戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、希望郷いわて国体開催記念軽米町賞（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で南郷家全騎手（23戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で南郷家全騎手（24戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で南郷家全騎手（25戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で南郷家全騎手（26戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。