ロードステルス（2012年生、母アズマタイガー）

ロードステルス（2012年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋隠密」。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナルラッシュ（当時11歳）と交配したアズマタイガーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大作ステーブル。戦績は、中央平地11戦1勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって399万円で落札された。

ロードサラブレッドオーナーズにて総額840万円（1.68万×500口）で一口馬主が募集された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月31日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月12日、中5週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

3歳（2015年）

1月12日、中9週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5月3日、中6週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のララクードゥリオンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

10月3日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月4日、中6週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、馬事畜産振興中央協議会賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月22日、中2週で迎えた13戦目は、グッドラック賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（2016年）

1月8日、中1週で迎えた14戦目は、福寿草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた15戦目は、越生野梅賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた17戦目は、陽春特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月26日、中4週で迎えた18戦目は、ノースポール特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、早苗月特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったトウカイガンバに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた20戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、緑区ハナミズキ記念（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビートラインをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月17日、中1週で迎えた21戦目は、鴫立庵特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた22戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた23戦目は、狭山湖特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったポインテッドランに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、秋桜特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡紀騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月7日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた25戦目は、津久井商工会青年部50周年記念杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

6歳（2018年）

6月27日、約21か月の休養明けで迎えた26戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた27戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、フルーツ満彩美味しいちちぶ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた28戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2六 C3一（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は山崎真騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた30戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、馬が近いで賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。