オールアワジョイ（1984年生、母オールバイハーセルフ）

オールアワジョイ（1984年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラデイガ（当時15歳）と交配したオールバイハーセルフが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1988年の一般C3。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

6月27日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は500kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた5戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチアリーサンユーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、高橋隆騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノエクレールから半馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1988年）

4月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた12戦目は、一般C3ニ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーストウシヨウからアタマ差の2着となった。

5月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月17日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、一般C3ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋隆騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンスイフトに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた16戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋隆騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒダカナイトをクビ差制して3勝目をつかんだ。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋隆騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルミジョウシュウからクビ差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋隆騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノエクレールから7馬身差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋隆騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスカテイオーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋隆騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロングフブキに4馬身の差をつけて4勝目を収める

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋隆騎手（10戦3勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスバンデールに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月29日、中4週で迎えた23戦目は、一般B3（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋隆騎手（11戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋隆騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアガノホープから半馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋隆騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は高橋隆騎手（14戦4勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた28戦目は、ひいらぎ特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋隆騎手（15戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1989年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋隆騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。