サノシスター（2015年生、母コーラルビュー）

サノシスター（2015年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋姉妹」。毛色は鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時9歳）と交配したコーラルビューが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。主な勝ち鞍は2018年の佐藤さん結婚30年これからもよろしく記念(B)。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月22日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は390kg。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3歳（2018年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月22日、中6週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサパティアードに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャストザホマレに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカンカンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月3日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したブラフマンにクビ差届かず2着となった。

7月10日、連闘で迎えた11戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のウインベルズトールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月14日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の佐藤さん結婚30年これからもよろしく記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインベルズトールを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマキールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月5日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の平成30年7月豪雨被災地復興（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月27日、中2週で迎えた17戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた20戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた21戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたファンタジーノベル決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4歳（2019年）

1月9日、中1週で迎えた22戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた23戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた24戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤津和希騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月19日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月29日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3五六七ア（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、一般C3九十（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた28戦目は、秩父メープルシロップ賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3三四（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた30戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。