サパティアード（2015年生、母ロマンスアンダルザ）

サパティアード（2015年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「靴を鳴らして踊るテンポの速いスペインの踊り」。毛色は鹿毛。種牡馬のチャクラ（当時15歳）と交配したロマンスアンダルザが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高橋忍。戦績は、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の3歳B1。

経歴

デビュー前

田嶋弘幸厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2018年）

5月13日、デビュー戦は松戸政也騎手を鞍上に据えて、3歳B6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。馬体重は485kg。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサノシスターに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のファーストペンギンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

7月24日、中5週で迎えた4戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、トミケンミルトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサノノヒカリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の石川門カップ（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。