ワーザー（2011年生、母Bagalollies）
Werther
2011.10.02
ワーザー（2011年10月2日）は、ニュージーランドで生まれた競走馬。2016年に香港年度代表馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のTavistock（当時6歳）と交配したBagalolliesが9歳のときに産んだ仔が本馬である。2017年の香港チャンピオンズ&チャターカップ(香・G1)に勝利した他、2017年の香港ゴールドカップ(香・G1)を制するなど、G1級競走3勝を含む重賞6勝を挙げた。
経歴
3歳（2014年）
10月4日、3歳G2のホークスベイギニーズ（イギリス・ヘイスティングス芝1400m）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
3歳（2015年）
5月9日、N.キャロウ騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のサウスオーストラリアンダービー（オーストラリア・モーフェットビル芝2500m）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、勝ったDelicacyから1馬身半差の2着に敗北した。
5月30日、6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のMoriartyに2馬身1/4の差をつけて重賞ウィナーの称号をゲットした。
6月6日、3歳G1のクイーンズランドダービー（オーストラリア・ドゥームベン芝2200m）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったMagicoolから3/4馬身差の2着に敗北した。
4歳（2016年）
1月24日、H.ボウマン騎手を鞍上に迎えて、香港クラシックマイル（香港・シャティン芝1600m）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったSun Jewelleryからクビ差の2着に甘んじた。
2月21日、香港クラシックカップ（香港・シャティン芝1800m）に出走。鞍上は2戦連続でH.ボウマン騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったSun Jewelleryからアタマ差の2着に甘んじた。
3月20日、香港ダービー（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は3戦連続でH.ボウマン騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のVictory Magicをアタマ差制して勝利を手中に収めた。
4月24日、G1のクイーンエリザベス2世カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は4戦連続でH.ボウマン騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のMilitary Attackに4馬身半の差をつけてG1ホースの称号を獲得した。
5月22日、G1の香港チャンピオンズ&チャターカップ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は5戦連続でH.ボウマン騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（2017年）
1月30日、S.クリッパートン騎手を鞍上に迎えて、G1のスチュワーズカップ（香港・シャティン芝1600m）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月26日、G1の香港ゴールドカップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上はH.ボウマン騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のBlazing Speedを短アタマ差制して2つ目のG1タイトルを獲得した。
4月9日、G2のチェアマンズトロフィー（香港・シャティン芝1600m）に出走。鞍上はS.クリッパートン騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月30日、G1のクイーンエリザベス2世カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上はH.ボウマン騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月28日、G1の香港チャンピオンズ&チャターカップ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でH.ボウマン騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のBlazing Speedに3馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを手に入れた。
6歳（2017年）
10月22日、T.ベリー騎手を鞍上に迎えて、シャティントロフィー（香港・シャティン芝1600m）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月19日、G2のジョッキークラブカップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でT.ベリー騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のTime Warpをクビ差制して5つ目の重賞タイトルをつかんだ。
12月10日、G1の香港カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は3戦連続でT.ベリー騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったTime Warpから2馬身1/4差の2着に敗北した。
6歳（2018年）
1月28日、G1のスチュワーズカップ（香港・シャティン芝1600m）に出走。鞍上はH.ボウマン騎手（8戦4勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
2月25日、G1の香港ゴールドカップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でH.ボウマン騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったTime Warpから半馬身差の2着に敗北した。
6月3日、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のライオンロックトロフィー（香港・シャティン芝1600m）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7歳（2018年）
6月24日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上はH.ボウマン騎手（10戦4勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したミッキーロケットにクビ差届かず2着となった。
10月21日、ハンデG2のシャティントロフィー（香港・シャティン芝1600m）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月18日、G2のジョッキークラブカップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上はD.ホワイト騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。