マリーンチャチャ（2004年生、母グラッドハンド）

マリーンチャチャ（2004年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「海＋茶茶」。毛色は鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したグラッドハンドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）瀬戸牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C24。

経歴

デビュー前

1歳のとき、瀬戸牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、本杉芳郎によって336万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月24日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい18着に終わった。

3歳（2007年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた5戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

6月23日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

8月1日、中5週で迎えた7戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、べテルギウス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月6日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月14日、連闘で馬体重を前走から26kg絞って迎えた10戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月11日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた11戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したデンコウシャーリーに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスカイワードを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のメルシーマックをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月14日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、バレンタイン特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月22日、中4週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた16戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた18戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ファンシーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5歳（2009年）

4月14日、約10か月の休み明けで迎えた19戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた20戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた21戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、高知・福山連携明光丸シリーズ三戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた22戦目は、一般C12ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーシンシンクコアに3/4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオブリマミーから半馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中2週で迎えた24戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（福山ダート1130m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた26戦目は、一般C9ロ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた29戦目は、一般C9イ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた31戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。