フブキバーバラ（1997年生、母エイリヨウヒカリ）

フブキバーバラ（1997年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサクラダイオー（当時13歳）と交配したエイリヨウヒカリが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、地方28戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、寺島義典から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主協会によって262.5万円で落札された。

南昭造厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

7月27日、デビュー戦は岡田隆騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワールドシンホニーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月24日、中3週で迎えた2戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サチノサクセスに半馬身交わされて2着となった。

9月5日、中1週で迎えた3戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセプテンバー特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤシロミッチに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のセプテンバー特別（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミヤコジョージをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエステイヒーローをクビ差振り切って優勝

11月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、2歳戦のアラブ3歳優駿（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3歳（2000年）

4月29日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦3勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のアラブ4歳優駿（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和義騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サチノサクセスにハナ差交わされて2着に惜敗した。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和義騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンエスジュニアに半馬身交わされて2着となった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和義騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤテサンダーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた15戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和義騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

8月22日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加藤和義騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイカンクッキーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月3日、中1週で迎えた17戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で加藤和義騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノトライバルにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月31日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カツラギアサヒに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた21戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（15戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンダーファインに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のアラブクイーン賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2001年）

4月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（18戦4勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた26戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハヤテスーパーを3/4馬身振り切って6勝目をマークした。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（19戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた28戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（20戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。