ファンドリフラワー（1993年生、母ファンドリワイス）

ファンドリフラワー（1993年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロティターン（当時15歳）と交配したファンドリワイスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇満。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

7月23日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

12月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は野元昭嘉騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

2月17日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タケノパンジーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のロングトロフィーに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月1日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。