トウカイウルトラ（2007年生、母トウカイデンヒル）

トウカイウルトラ（2007年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋とびきりの」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したトウカイデンヒルが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は帰山清貴。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

10月4日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた2戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドクトルカールを捕まえ切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中3週で迎えた3戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウノマモルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C1二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月30日、中8週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦の樹&理恵マリッジカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた8戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月6日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた10戦目は、奥入瀬エコロードフェスタレース（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のドロシーパーキンスをアタマ差振り切って勝利をモノにする

10月25日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。