アドマイヤコング（2010年生、母メヤディーニ）

アドマイヤコング（2010年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画のキャラクター名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したメヤディーニが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害1戦0勝、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月22日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、最後はホワイトフリートと並んで4着同着となった。

9月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳（2013年）

1月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

6月8日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月3日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

9月21日、中6週で迎えた10戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月25日、中4週で迎えた11戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた12戦目は、葉牡丹賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4歳（2014年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、頌春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた16戦目は、春寒賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、グローリーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。