ロマンスロード（2019年生、母ブラックカシミール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、バンブー牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、平本敏夫によって1,210万円で落札された。

2歳（2021年）

5月17日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカプティフに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のインザライフに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラインブレイカーに1馬身1/4の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月9日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のユウシンイモンに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月31日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2022年）

2月23日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦4勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた8戦目は、爽籟賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦4勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のリコーリュウセイを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦を物にした。

10月31日、中5週で迎えた9戦目は、秋晴賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

12月6日、中4週で迎えた10戦目は、トゥインクルナイト賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた11戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、カプリコーン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2023年）

7月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、デネブ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで止まることなく走り抜いたが、エリタダスに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

11月17日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、シトリン賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。