インザライフ（2019年生、母コスモメソッド）
In the Life
2019.03.30
インザライフ（2019年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時12歳）と交配したコスモメソッドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口 義彦。主な勝ち鞍は2021年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、山口義彦から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田ステーブルによって253万円で落札された。
田中正人厩舎（小林）へ入厩。
2歳（2021年）
4月30日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は427kg。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のホーリーキャットに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月10日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったロマンスロードに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。
10月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のとき特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
11月9日、中4週で迎えた4戦目は、2歳S2のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
12月9日、中3週で迎えた5戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。
12月31日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。
3歳（2022年）
1月25日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの’22桃花賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。
5月27日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の396.5万円以上（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田凌騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。
7月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の348.5万円以上（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、5着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた12戦目は、スノーボール賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
8月14日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のはくちょう座特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
9月8日、中3週で迎えた14戦目は、シャンゼリゼ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。
12月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のこいぬ座特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
12月27日、中2週で迎えた16戦目は、師走特別（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。
4歳（2023年）
1月23日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のおうし座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（8戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。
2月20日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の梅見月特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。
3月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（10戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。
3月31日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（11戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。
4月21日、中2週で迎えた21戦目は、かに座特別（大井ダート1650m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、山口義彦から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田ステーブルによって253万円で落札された。
田中正人厩舎（大井）へ入厩。
5月25日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のこぎつね座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（13戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
7月14日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、アカプルコ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。
9月6日、中7週で迎えた24戦目は、レッド・ライオン賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。
10月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、ニュートラック松山賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
10月17日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、一般C1四五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた27戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、うさぎ座特別（大井ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
12月3日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、C1八組（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、山口義彦から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田ステーブルによって253万円で落札された。
及川良春厩舎（岩手）へ入厩。
12月31日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のルナチェールアルコに1馬身1/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
5歳（2024年）
3月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた30戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ビリーヴィンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
3月29日、中1週で迎えた31戦目は、クリスマスローズ賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカミデセンプウに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。