ツジノアトム（1984年生、母サトーノーブル）

経歴

デビュー前

2歳（1986年）

7月20日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（1987年）

1月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月24日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホウシュンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月28日、中4週で迎えた8戦目は、4歳400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るハウディーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

8月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月17日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

4歳（1988年）

7月16日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の豊前特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（1989年）

4月17日、約9か月の休養明けで迎えた14戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターテンゴから3/4馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた15戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノセイカンからハナ差の2着に甘んじた。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、さつき賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は川崎勝良騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後はトーヨーシンゲキと並んで2着同着となった。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、長月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川崎勝良騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカピオラから2馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた23戦目は、師走特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1990年）

4月16日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、卯月特別（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川崎勝良騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。