ラブリープラネット（2011年生、母ランペルティーザ）

ラブリープラネット（2011年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「美しい惑星」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時10歳）と交配したランペルティーザが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦1勝2着2回、中央障害6戦0勝。2013年の京王杯2歳ステークス(G2)で3着に入った他、2013年の小倉2歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、三田昌宏によって4,830万円で落札された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

7月13日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホープタウンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、中6週で迎えた2戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月9日、中9週で迎えた3戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2014年）

2月16日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったホッコーサラスターにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中4週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、サンキストロードにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って16着に敗れた。

4歳（2015年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、最後はワイレアワヒネと並んで3着同着となった。

2月28日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の八代特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

7月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（6戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

10月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

12月19日、中8週で迎えた16戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2016年）

3月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

4月17日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月3日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の八幡特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

10月29日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。17着に敗れた。

6歳（2017年）

4月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた23戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は植野貴也騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。