エスプリジャパン（2003年生、母エンパイヤードレス）

エスプリジャパン（2003年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時21歳）と交配したエンパイヤードレスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は里深牧場。戦績は、地方11戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のアクアマリンフラワー賞。

経歴

デビュー前

久保秀男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2005年）

12月22日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファーストトーホーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2006年）

1月23日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパードリブルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

2月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったシナノシャンハイに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキングオブライヒを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月19日、中2週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月4日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2007年）

6月11日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C1四 C2二（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエースオブタッチに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月14日、中9週で迎えた11戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。