ロットオブファイト（2005年生、母ヴィンチェンテ）

ロットオブファイト（2005年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したヴィンチェンテが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は藤巻則弘。戦績は、地方28戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年のユウロパ特別(一般C4-1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤巻則弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

9月12日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

3歳（2008年）

5月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るダイアナマウンテンを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーファラオから1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコマンダーに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月26日、連闘で迎えた9戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノベガから2馬身差の2着となった。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、ユウロパ特別（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベストマダムに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月30日、中2週で迎えた17戦目は、友禅菊特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた18戦目は、函館馬主協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2009年）

4月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、白石特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、サッポロビールクラシック特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた22戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、室蘭白鳥大橋特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた23戦目は、優駿の里北海道安平町「うまかまつり」特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したパレスチャイナに半馬身届かず2着となった。

7月7日、中1週で迎えた24戦目は、カペラ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた25戦目は、ひだか樹魂まつり特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月22日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、釜石観光船はまゆりレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、世界最高品質賞龍泉洞の水レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた28戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。