インペリアルモート（2021年生、母エバーグレーズ）

インペリアルモート（2021年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皇居のお濠」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時16歳）と交配したエバーグレーズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は清水牧場。主な勝ち鞍は2024年のフェブラリーフラワー賞。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月8日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモアザンワンスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

3歳（2024年）

2月1日、中9週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコルベットをハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2025年）

3月29日、約12か月の休み明けで迎えた7戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

6月8日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、祝結婚!大輔☆麻以の未来に乾杯!馬場記念特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサノノリッチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月17日、連闘で迎えた10戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウゴルシを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、半夏生特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウゴルシに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、飯田燈籠山祭り特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のオウケンデュークをハナ差振り切って4勝目をマークした。

9月8日、中7週で迎えた13戦目は、ポイントで馬券を買おう!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、ポイントで馬券を買おう!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコルニリアを半馬身振り切って5勝目を手に入れた。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた16戦目は、ポイントで馬券を買おう!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、ポイントで馬券を買おう!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた18戦目は、ポイントで馬券を買おう!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。