カンユウ（2008年生、母スターダンサー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、塚田達明から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2011年）

1月21日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオンザメインラインに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月1日、中5週で迎えた2戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のノースリッジに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったエースフォンテンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヴェガサンボーイに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

7月29日、中5週で迎えた6戦目は、鵠沼特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったタイセイヴィグラスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中1週で迎えた7戦目は、はづき特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したラッキーサンライズにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月2日、中2週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4歳（2012年）

6月22日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のリアライズブレイクに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、彦星特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6歳（2014年）

7月21日、約25か月の休養明けで迎えた11戦目は、ラブミーチャンメモリアル（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグランデメディコを半馬身振り切って久々の一戦を物にした。

8月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた13戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。