ベスヴィアス（2014年生、母ヒロアンジェロ）

Vesuvius

2014.03.21

ベスヴィアス（2014年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時16歳）と交配したヒロアンジェロが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、地方13戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年のサンダーソニア賞。

経歴

デビュー前

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2017年）

3月17日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は563kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファルージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月11日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、エスケイシルバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のキャロッタお誕生日記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた4戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドリークロスに9馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く粘り込んで、最後は2着のミルグラシアスに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のセキレイ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

9月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、千産千消賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のリヴィングフェイスを3/4馬身振り切って優勝

10月26日、中3週で迎えた11戦目は、鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.13）（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた12戦目は、向寒特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のハマシギ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。