ラブリーアリュール（2009年生、母ラブリープリンセス）

ラブリーアリュール（2009年1月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時10歳）と交配したラブリープリンセスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月26日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーシンフルハウスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2012年）

1月22日、中5週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

6月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

7月1日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

11月18日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

4歳（2013年）

2月23日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。