トーセンアマンダ（2018年生、母トーセンミネルバ）

トーセンアマンダ（2018年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンファントム（当時11歳）と交配したトーセンミネルバが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2021年のフォーチュネイトききょう特別。

経歴

デビュー前

橋本和馬厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2020年）

10月8日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったタイムリーブリーズに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中8週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したスティールストームにクビ差届かず2着となった。

3歳（2021年）

1月21日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

3月11日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

4月29日、中6週で迎えた5戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したココロイキを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトあじさい特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月17日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るソウマトウをアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月17日、中8週で迎えた8戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

4歳（2022年）

2月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月9日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた14戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

2022年8月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月18日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、くじら座特別（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた16戦目は、マティーニ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月14日、中0週で迎えた18戦目は、後藤蒼二朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のガーネットスター特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月18日、中1週で迎えた20戦目は、クリスマスはキラキラ輝くよみうりランドへ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモリミライに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

12月27日、連闘で迎えた21戦目は、師走特別（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋昭平騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋昭平騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋昭平騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のうみへび座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋昭平騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた25戦目は、サイド・カー賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋昭平騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋昭平騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた27戦目は、たて座特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋昭平騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋昭平騎手（9戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた29戦目は、ストーン・フェンス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋昭平騎手（10戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋昭平騎手（11戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、タブコープ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋昭平騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

10月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のC1C2選抜牝馬（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤健太騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋昭平騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦のBSフジ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は遠藤健太騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤健太騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

3月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤健太騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤健太騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したサブノユウゼンにクビ差届かず2着となった。

4月12日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で遠藤健太騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で遠藤健太騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。