スティールストーム（2018年生、母フェスティバル）

スティールストーム（2018年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時15歳）と交配したフェスティバルが20歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は有限会社プライドロック。2023年のウポポイオータムスプリントで3着に入った他、2020年のウィナーズチャレンジ12で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、プライドロックから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、菅野守雄によって864万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

8月19日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のリボンちゃんとカンパイしよ賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイヤサカをハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月15日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイヤサカに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

11月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ12（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月9日、中4週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーセンアマンダをクビ差振り切って順当に勝利した。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3歳（2021年）

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアングランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて4勝目を収める

5月1日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったサブノハクタカにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

5月20日、中2週で迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 雨/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

6月29日、中5週で迎えた10戦目は、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、デネブ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた12戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレースレジーナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、トパーズ賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したプレストレジェーロを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、シトリン賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた15戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた16戦目は、おおとり賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に敗れた。

4歳（2022年）

2月10日、中5週で迎えた17戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、梅見月賞（大井ダート1400m 雪/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた18戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた19戦目は、虎ノ門賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、アルビレオ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したクロデメニルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた21戦目は、ぽるとみついし開店1周年特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハッピーホンコンに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月4日、中3週で迎えた22戦目は、タチアオイ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた23戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリンノゲレイロに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

9月15日、中1週で迎えた24戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリョーノテソーロに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

9月28日、中1週で迎えた25戦目は、静内軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたフジノパンサー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、がんばれ!馬産地日高特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（11戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（12戦6勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイッツクールを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って9勝目を手にした。

12月26日、中8週で迎えた28戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、カプリコーン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は減速してしまい16着に敗れた。

5歳（2023年）

1月20日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、初鷹スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた30戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、松戸スプリント（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったカールスバートに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月21日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の春光特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた33戦目は、上湧別チューリップフェア特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（13戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた34戦目は、北海道の翼「AIRDO」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（14戦7勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた35戦目は、ミッキーアイル・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（15戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のホッコーライデンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月20日、中3週で迎えた36戦目は、南富良野かなやま湖水まつり特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフジノパンサーに1馬身の差をつけて優勝

8月16日、中3週で迎えた37戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、旭岳賞（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた38戦目は、ウポポイオータムスプリント（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた39戦目は、JA日胆青協60周年“紡”特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（17戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた40戦目は、道営スプリント（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6歳（2024年）

4月24日、約5か月半の休養明けで迎えた41戦目は、スワーヴリチャード・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（18戦9勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。