ユトリチャン（2014年生、母エプソムメサイア）

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月1日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

11月12日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ルミノーザに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、連闘で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3歳（2017年）

4月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で的場勇人騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月25日、中7週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月13日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダーリンガールに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で横山武史騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

11月4日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で横山武史騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ウォークロニクルに半馬身交わされて2着となった。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で横山武史騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

4歳（2018年）

4月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で横山武史騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月16日、中9週で迎えた14戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山武史騎手（8戦1勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた18戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、桂樹杯（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月6日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた21戦目は、M2のOROターフスプリント（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた22戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた23戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2019年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノレディーに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月31日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のジロチョーを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

4月8日、連闘で迎えた26戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のコウギョウハンサムを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4月15日、連闘で迎えた27戦目は、ガーベラ賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったリョウノユメを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、カミノマンボに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナルノステファニーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月20日、中1週で迎えた31戦目は、新緑賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、フリームーヴメントに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月27日、連闘で迎えた32戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（11戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ダンストンラソに交わされて1馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた33戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた34戦目は、鵜の巣断崖賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（12戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた35戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた37戦目は、姫神賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。